沖縄ってどんなところ?


沖縄県は日本の南西に位置し、本州地方とはガラリと異なる常夏の「亜熱帯海洋性気候」に属しています。沖縄の首都「那覇」から1500㎞圏内には、東京、ソウル、上海、マニラなどの主要都市が位置し、飛行機で4時間以内で行くことが可能なことから「東アジアの中心」とも言われています。東アジアの中心の海に浮かぶ沖縄県は沖縄本島、石垣島などの48個の有人の島と、112個の無人島で形成され、東西に約1000㎞、南北に400㎞におよぶ広大な海域に広がっています。沖縄ならではの温厚な気候、青くて綺麗な海、熱帯植物や独特の食文化、伝統に触れると、思わず異国の南の島に来たような錯覚になりますよね。そんなさまざまな個性あふれる沖縄独特の魅力を簡単にまとめてみました!

沖縄の気候

沖縄は一年を通じてあたたかく、沖縄全域の年間平均気温は約23度、最高気温30度を超える日が年平均100日以上になる年もある常夏の島です。最近では本州で35度以上を記録する地域も増える中、沖縄では最も暑い7~8月の平均気温が30度と、通常そこまで上昇することはなくカラっとしているので日陰であればむしろ過ごしやすさを感じることもできる比較的過ごしやすい天候です。亜熱帯地方ならではの特有のスコールはありますが、一時的な雨なのですこし雨宿りすれば問題ありません!

冬の沖縄は北風が吹き込み、実際の気温よりも体感温度が低く感じる日も多いです。寒いといっても雪も降らず本州と比べるとはるかにあたたかく厚手のコートなども必要のないので過ごしやすい気温です。

沖縄の食文化


沖縄の料理はアメリカの影響を受けた今風の「沖縄料理」と中国の影響を受けている伝統的な「琉球料理」に分けることができます。

「沖縄料理」
ポークランチョンミートなどの缶詰を使ったスパムおにぎりやサルサソースを使ったタコライスなど戦後アメリカのの影響を強く受けていた時代に作られたのが沖縄料理です。濃い味付けが特徴で安くてボリュームがあるものが多く、観光客にも人気があります。

「琉球料理」
医食同源の考え方で、しっかりだしを取り塩分を抑えることで健康にもいい琉球料理はおもてなしや宮廷行事・儀式の際に首里城などで食べられていた宮廷料理はもちろん、栄養たっぷりの庶民料理でも沖縄県産の材料を使い、沖縄の伝統的な調理法で作られています。豚肉を使用する場合が多く余すことなく全て食べていることでも有名です。

沖縄の伝統・工芸品


ガラスに含まれている気泡が良い味と優しい雰囲気を生んでいる「琉球ガラス」や、沖縄のシンボル!守り神「シーサー」沖縄県原産の「三線」など様々な工芸品がたくさんあり、中にはお土産にピッタリな伝統工芸品も数多くあります!