マッサージ前後の飲酒はあり?


「飲んだ後にフラッとマッサージに寄りたい!」
「マッサージで身体もすっきりした後に気分爽快にビールが飲みたい!」
そう思ったことはありませんか?でもアルコールが体内にある状態でもマッサージ施術やマッサージ後の代謝がよくなった状態でのアルコール摂取は大丈夫なのか、同時に不安に思いますよね。

実は、マッサージ前後のアルコール摂取は皆さんの身体にとっても危険なことだったんです!踏みとどまって控えていた方は賢明な考えです。逆にうっかりやってしまっていた方、なぜ良くない事なのかをちゃんと理解しこれからは控えましょう。せっかく身体が楽になったのにお酒を飲んで具合が悪くなってしまう可能性もあります。今回は、アルコールとマッサージのそれぞれの効果が交わると体にどのような変化が起こるのかに着目しながら、説明をしていきたいと思います。

危険!マッサージ前後の飲酒


マッサージの前後みお酒を飲むことはとても危険な行為です!マッサージを受けると皆さんご存じの通り血行がよくなりますよね。飲酒をすると“アセトアルデヒド”というアルコールが分解されて生じる有害物質が血中で増加し血管を拡張させ顔が赤くなったりします。この有害物質がマッサージ後の血行が良い状態の体内では、急速に全身をめぐってしまうため、普段よりも良いが早く回り悪酔いしやすい状態になってしまうんです!

また、アセトアルデヒドは心臓や消化器官の交感神経を強く刺激するので脈拍数が上昇し、動機、筋肉の緊張、頭痛や吐き気などの症状を引き起こしやすいといわれています。お酒を飲んだ後のマッサージはアルコールによって血管が広がり血流が盛んになっている状態から皮膚上から圧をかけることになるため血管や心臓にすごく負担がかかります。特に高血圧気味の方はマッサージ後の飲酒を避けた方が良いでしょう。

何時間あければいいの?

飲酒量によって異なりますが、マッサージをする前にお酒を1杯程度飲んでいたとしたらマッサージの施術まで4時間以上時間をあけた方が良いと考えられます。年齢や体質、体重などによって個人差がありますがビール500mlを飲んだ場合、アルコールが消失するまで男性で焼く4時間かかるといわれているため、アルコールの量をもっと飲んでいた場合はさらに時間がかかります。また、一般的に女性の場合は男性よりも肝臓が小さくアルコール分解に時間がかかるので余計に時間をあけた方が良いですね。